ビーフストロガノフ
#3
調理実習のお題。
響のぞんざいな包丁捌きは、
シリーズ全編を通して、もっともハラハラするシーンとなった。
小麦粉も、塩、コショウも、
すべてが目分量という大雑把な手腕であるにも関わらず、
勢い任せで調理実習を乗り切ろうとする響たちの班。
男の子は知らない♪などと唄っている場合ではない。
いくらロシア料理の懐が広大だからとて、それはあんまりである。
――デミグラスソースはどうした!?