チフォージュ・シャトー
#3
夜ごと悪徳に耽った忌城の名を冠した巨大装置。
様々な聖遺物、または聖遺物由来となる異端技術のパッチワークにして、
キャロルたちの居城でもある。
未だ建造途中であるが、
あとは起動と稼働、制御に必要なトリガーパーツを組み込めば完成し、
ワールドデストラクターとしての機能を発揮するという。
#11
計画の最終段階に伴い、
東京の中心に、突如として空間を破砕しつつ出現したのは、
アルカ・ノイズの研究開発によって培われた、
位相差空間に干渉する技術を垂直展開させたものである。
チフォージュ・シャトーの城壁には、
ノイズやアルカ・ノイズ同様に
通常物理法則下にあるエネルギーを減衰させる効果があるため、
クラシカルな見た目以上の防御性能が備わっている。
他にも、
防衛システムにはオートスコアラーからの技術が応用的に組み込まれているなど、
計画の要である解剖機関を容易に破壊・阻止されないよう、
様々な策と技術の集積体となっている。