戦姫絶唱シンフォギアGX

スペシャルSpecial

『戦姫絶唱シンフォギア』、『戦姫絶唱シンフォギアG』を経て、
2015年7月より第3期となる『戦姫絶唱シンフォギアGX』のオンエアがスタート。
1期、2期に引き続き放送に先駆けて、2015年6月30日に東京・TOHOシネマズ新宿で第1話プレミア上映会が開催された。
会場には約5000通を超える応募から選ばれた約500名の“適合者”の方々が集まった。

第1話の上映後、興奮冷めやらぬ場内に立花 響役の悠木 碧さん、マリア・カデンツァヴナ・イヴ役の日笠 陽子さん、そして小日向 未来役の井口 裕香さんが登壇。オープニングトークを終えたのち、井口さんが司会を務めて1話を振り返っていった。

まずは、墜落しそうになるシャトルを、響、翼、クリスの3人が救出するアバンのシーンから。

「盛りだくさんの内容で、序盤からクライマックス!
まず、ナスターシャ教授が亡くなっていたというのが衝撃でした」(井口)

「マリアとしては、響、翼、クリスの3人がナスターシャ教授を迎えにいってくれていることがすごく嬉しくて。本当によかったです」(日笠)

「今回は3人曲(『RADIANT FORCE』)の振り分けが細かいんです。
それに、一部分を歌ったらあとは喋るというところがあって、響たちはよくやっているなと思いました(笑)」(悠木)

怒濤のアクションの中で、それぞれの歌声と会話が交互に展開していき、さらに弦十郎たちによる台詞も被ってきた冒頭のシーン。『シンフォギア』らしい密度の高さだった。

前半の日常パートについては、調と切歌がリディアン音楽院に転入したことや響たちの水着シーン、クリスの自宅などが話題に上がったほか、井口さんがクリスの鞄についていたキーホルダーに言及。なんと、このキーホルダーはクリス役の高垣 彩陽さんがデザインしたという。第1話のエンディングテロップにも高垣さんのデザインであることがクレジットされている。

そして、翼とマリアのデュエット曲『星天ギャラクシィクロス』が披露されたライブシーンについて、日笠さんが振り返った。

「『G』のときは炎が印象的だったんですけど、今回は水がテーマ。前回は翼とマリアの戦いの歌だったので、翼への敵対心を出しながら歌っていたのに対し、今回は鎮魂歌ということもあり祈りを意識しました。意外と笑顔のシーンも多いんです」(日笠)

そう話す日笠さんに対し、井口さんが「あの決め台詞!」とリクエスト。サビの直前で翼とマリアが掛け声をシンクロさせる、「Stardust!!」の部分だ。会場も大いに沸き、サービス精神旺盛な日笠さんはなんと2度も披露してくれた。

物語はライブシーンが終わると、キャロルやオートスコアラーの登場により急転直下の展開を見せる。同時に、『GX』で最初の変身シーンとソロでの歌唱シーンも登場。もちろん、トップバッターは響だ。

「『ほわたー、はーっ!』の部分はアドリブです。最初は『ハッ、ハッ、ハァッ!』と言ったんですけど、急に『ほわたー』にしてくれませんかと言われて。音響監督さんを通してでしたが……たぶん金子(彰史)さんの仕業ではないかと思います(笑)」(悠木)

また、響のキャラクターソング『限界突破 G-beat』を歌った火災現場の救出シーンについては、

「ここまでくるとほぼ歌っていないんです。どうしても接近戦のアクションが多いので、パンチに合わせて叫んでしまって(笑)。ただ3期目にして、ようやく歌いながら戦うことには自信が持てるようになりました」(悠木)

そして、「敵とは思えないほどかわいい」と日笠さんが話すキャロルのことや「ギアを失ったマリアが再びギアをまとう時はくるのか」など、2話以降への期待を膨らませ、アフタートークのコーナーは終了した。

続いてのコーナーは、7月3日から配信がスタートした『シンフォギア』初のインターネットラジオ番組「戦姫絶笑シンフォギアRADIO」の特別出張版。井口さんがパーソナリティを務めるこのラジオ、「戦姫絶笑」というタイトルが示すとおり、井口さんが思い切り笑いを取っていくことを目的としたもの!!

「タイトルがもうハードルをぐんと上げているので、笑わせなあかん感じになっています(笑)。それに、急に歌うよ~!(笑) 乞うご期待です!!」(井口)

今回のイベントでは、番組から「シンフォギア・限定解除」というコーナーが取り上げられた。総数3億165万5722種類のロックが施されたシンフォギアには、まだ明かされていない機能がある。限定解除をするとどんな新機能が出てくるのかを考えるという内容だ。例文として、

「調のギアはツインテールの中にノコギリがたくさん入れてありますが、限定解除をすると……『シンフォギア』シリーズのDVDやキャラソンCDが出てきちゃう!」

といったものが紹介された。悠木さんの考えた例文も紹介されたが、なぜか「ロケットパンチが出したい。あと口からビームも出したいです、目でも可」という攻撃方法をリクエスト。会場が大きな笑いに包まれた。確かに、近距離攻撃が主体の響らしい新機能だ。

戦姫絶笑シンフォギアRADIO」は現在、「響 -HiBiKi Radio Station-」にて毎週金曜日23:30に更新されている。「シンフォギア・限定解除」以外のコーナーも盛りだくさんなので、どしどしメールを送ってほしい!!

第1話の先行上映のほか、トークショーにラジオのコーナー紹介など、短い時間ながらも充実した今回のイベント。最後に、放送を楽しみにしているファンへ3人がメッセージを送った。

「誰よりも速く1話を見ていただいて、本当にワクワクドキドキしたのではないかなと思います。この先ももっともっとドキドキな展開が待っていますので、お家に帰って録画予約をしっかりして、今後発売されるであろうモノもチェックしてください(笑)。キャラソンなども盛りだくさんです。今後も『シンフォギア』の応援をよろしくお願いします」(井口)

「1話すごかったでしょ!? 私たち役者陣も命を燃やす感覚といいますか、絶唱とはふさわしい名だなと思いながら演じたり、歌ったり、叫んだりしています。ただ、現場の雰囲気はすごくいいので、いつも楽しんで演じさせていただいています。この作品に関わることができて本当に幸せです。1話だけではなく、最終話に向けて一緒に戦っていきましょう!」(日笠)

「日笠さんが言ったとおり、命を燃やしながら演じている作品が長い期間、こんなにたくさんの方に見ていただけていることが本当に嬉しいです。毎回、“ここで燃やし尽くす”という勢いで作っていますので、その熱量をぜひお家でも楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。皆さんのフォニックゲインをください。ありがとうございました」(悠木)

そして最後は、恒例のコールで締め! 悠木さんが「シンフォギアァァァァァーッ!!」と叫び、会場のファンが「GX!!」と応えて、高まるフォニックゲインに包まれながらイベントは幕を下ろした。


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